翻訳サービスのビジネス業務 オフィス編

様々な労働形態を積極的に採用していることで知られる翻訳サービスビジネス業界ですが、専門的なスキルを生かしてオフィスの外で翻訳サービス業務を行う人員がいる一方で、オフィスに常駐してその補助と営業や総務全般を行う人員ももちろん存在します。

一般的なビジネス企業では営業や経理が渉外交渉や取引、銀行との折衷を行うためにオフィス外で働いていますが、翻訳サービスビジネス業界においてはむしろ実務を行う平社員や技術スタッフがオフィス街で働くことが多い傾向にあります。他社へ訪問して現地で海外の方との翻訳を行うこともありますが、彼らの業務の多くを占めるのは口頭での翻訳ではなくむしろ企業間の契約書の書面の翻訳であり、その仕事場は自社でも他社でもなく、自宅などのパーソナルスペースや図書館の自習室といった、必要とされる高度な専門的知識を十分に保管しうる場所が多いと言えます。

無論、翻訳サービスビジネス企業によっては社内に翻訳用の各種文献や作業しやすいハイスペックな機材を揃えることでオフィス内での労働を原則としているところもありますが、今の時代においてはインターネットを通じて各種辞書は勿論公開されている論文や専門的な知識を搭載した比較的一次ソースに近い(公式発表の文字起こし版など)情報源にアクセスできます。そのため、技術者本人のモチベーションの維持がなされることを至上命題とし、成果さえ挙げていれば労働の時間や場所にはこだわらないという欧州的な考え方が導入されつつあります。

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